ドラマ感じる展覧会『古代常陸の雄 三昧塚古墳』

時は1955年。茨城県行方市。 霞ヶ浦のほとりで堤防建設の土取工事が始まりました。 トロッコで土砂を大量に運び出す作業が進められ、その様子を偶然通りかかった茨城県文化財審議専門委員の関係者が目撃しました。 なんと、そこは『三昧塚(さんまいづか)古墳』という全長87mの前方後円墳だったのです。 専門委員を通じて国の文化財保護委員会(現在の文化庁)と茨城県教育委員会の知るところとなり、急…

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