今日は皆さまのところに遊びに行きます^^
さて。今日もトーハクの記事です。
特別展『国宝 東京国立博物館のすべて』を観た後は、考古室に立ち寄ります。じつは此処にもトーハク所蔵の国宝が展示されているの。

『家形飾環頭太刀』です。この錆びた細長い太刀がそれ。
4世紀・古墳時代のもの。
竪穴建物がのる環頭(かんとう)の柄頭。高貴な人の住居であった可能性が高くて、古墳時代の住居構造を知る上で非常に貴重なものなのだ。

6世紀・古墳時代の『盛装女子』という埴輪^^
なかなか素敵な衣装よね。髪は島田髷を結っていてオシャレ。

オシャレさんと言えば、コチラも彼もオシャレです。
『盛装の男子』は、やはり6世紀の古墳時代の埴輪。

髪は美豆良(みずら)に結っているんだけど、帽子もかぶっているように見えるよね。有力者をあらわしたものみたい。
一転して、裸の埴輪。その名も『裸の女子』です。6世紀・古墳時代のもの。

裸で踊る姿と考えられてるんだって。何故裸なのかは謎だけど、古事記にアマテラスが天岩戸に隠れてしまったとき、アメノウズメがストリップをしながら踊った話があるので、それとも関連があるのかもって感じです。
彫刻コーナーは十二神将立像。
13世紀の鎌倉時代。京都の浄瑠璃寺に伝わるものだよー。

正面に立つ戌神がカッコイイ!

こちらは巳神の足です。めっちゃリアルでそそられる(笑)
親指がぴょこんって上がってるのが、個人的にはポイント高いわww

高円宮殿下二十年式年祭記念で、『根付 高円宮コレクション』も 2022 年 12 月 25 日まで、平成館 1 階の企画展示室で開催されてます。

高円宮コレクションは、憲仁親王殿下が久子妃殿下とのご婚約以来約 18 年にわたって収集された、現代根付を中心とするコレクションなの。現代の根付って言うだけあってね……
ほら、フライドポテトの根付(笑)
1998年に製作されたものだそうな。

お次は近代美術のコーナー。
前回来たときは川瀬巴水の作品があったケースは展示替えされていて、今回は下村観山の『修羅道絵巻』が展示されていました。明治33年の作品。

仏教に説かれる六道のうち、阿修羅の住む世界が修羅道。猜疑、嫉妬、執着心によって醜い争いを続ける人間の姿を揶揄している作品なのだ。

色使いが本当に綺麗で、見入ってしまうよ。
下村観山、27 歳のときの作品です。

同じく下村観山の『白狐』(大正3)は、めちゃめちゃ好きな作品。
今年もこの白狐さんに会えました^^

秋を思わせる山の中、白狐が本当に美しいの。
しばしぼんやり眺めてこの世界を堪能してきたわ^^
さて。お次は表慶館へGOです!(東洋館での写真は撮り忘れてたw)
現在表慶館では『150年後の国宝展―ワタシの宝物、ミライの宝物』という特別展示が開催中なの。

次回はその記事になります。
この記事へのコメント
HOTCOOL
凛としてますわ。
ChatBleu
タイトルは当然、あとからつけられたんだよね^^;
盛装ってどうやって判断したんだろ^m^
しかも盛装?正装じゃないのね。
女子の方のお洋服の表面がつるつるした感じとか、どちらも腕のところとか、どうやって作ったんだろうって思っちゃった。
十二神将、かっこいいねーー。足の親指があがってるの、力入りすぎって感じかなー。試してみた(笑)
あおたけ
埴輪って「おーいはに丸くん」みたいな
鎧のようなものが正装かと思ってましたが、
男女ともにお洒落なものもあるのですね。
十二神将立像はその凛々しい表情に
目を奪われがちだけど、
足の指先までチェックされるとは、
さすがリュカさんです(*´艸`*)
親指、ぴょこんw
YAP
盛装したり裸で踊ったり。
その盛装がなんとなく洋テイストに見えて、そういうところもおもしろいです。
marimo
埴輪は当時の事を色々教えてくれるのね。
裸踊り(笑) どうして裸で踊ったんだろうね。
誰かその謎を解き明かして~!
「白狐」はいいね~♪
ちょうど昨日植物園に行ってきたので、
黄葉する葉っぱはこんな感じだったよ。
この中に白い狐がいたらそりゃ~美しいだろうなぁ♡
Rchoose19
この『盛装の男子』みると
アステカとかインカとかが思い浮かんできちゃいます♪
表慶館の展示は常設展用の券で入れるんですよね?
高円宮様の根付コレクションは可愛いものが多いですね♪
東博って本当に魅力的だわぁ~~~(#^^#)
リュカ
白狐はわりとこの季節に展示されるので
再開するのが楽しみな作品なの^^
ChatBleuさん
タイトルは現代の人たちが勝手に付けちゃいますからねーw
盛装は、多分他にも出てくる埴輪と比べて明らかに服装や装飾が華やかだったりしてるものに付けられるのかしらねえ?
埴輪って基本は下から積み上げて作っていくんだよね。(中は空洞だけど)
頭の中でしっかりどんなふうに作るのか考えが出来てないと作れない気がするのだ。すごいよねえ^^
十二神将の足、良いでしょww
わたしも真似して親指上げたらつりそうになったww
あおたけさん
埴輪もめちゃめちゃ個性があって見ていて楽しいです。
なかなかオシャレな埴輪ちゃんも居るでしょう^^
今度トーハクに行ったときは、忘れずに人面付き壺型土器をパチリしてきます!(笑)
十二神将立像や、明王像系は動きがあるので見ていて楽しいです。
ポーズなんかも、手先、足先、しっかり作り込まれているのを見ると興奮!!ww
親指ぴょこん、妙に可愛いでしょ^^
YAPさん
埴輪の服装なんかも見ているとすごい楽しいです。
靴や衣服にリボン結びまでちゃんと付いてると
当時の人たちもこんなふうにリボン結びして服を着ていたのね〜って親近感^^
marimoさん
神のことばを伝える巫女はトランス状態になるので
裸で踊ったりもしたのかなって思うわ〜。
太古の日本は麻(簡単に言っちゃえば大麻だねw)で神がかり状態になったし^^
白狐、良いでしょう。この作品は大好きなの!
植物園、こんな雰囲気だったんだね♪
Rchoose19さん
常設展も、なにげなく国宝は展示されてたりするんですよねw
今回特別展のフロアにある挂甲武人も考古室の入口に飾られたりしてたからね(笑)
表慶館の展示は常設展用のチケットで観られるよ〜^^
写真撮影自由!です^^
面白かったよ。
根付コレクションも本当に多種多様で楽しいよね^^
とし@黒猫
どうやって作っていたのか気になります。
埴輪は粘土をこねてつくるのでしょうが、
青銅は高温で溶かしただけではだめで、
飾りに細工しないと行けないので、
難易度が格段に高いですよね。
テリー
古墳時代の埴輪も面白いですね。
まつき
埴輪の衣装、なんか不思議な感じがするかも?
十二神将立像はどれもポーズがカッコ良すぎるわ!!
しかしなんで親指だけ上がっているんだろう~~。
そういうの気になるから止めて欲しい(笑)
くまら
よく自分の干支の大将名を覚えてます
ただ、おいら子年ですが
その仏像によって宮毘羅、毘羯羅とまちまちだったりしますよね
ma2ma2
立派な物が沢山見れて楽しいですね、行くたびに新しい物を見れますね。
ゆきち
頑丈そうな足は確かに魅力的です♪
フライドボテト?!
根付って何でもあり、自由でいいな~とても美味しそうです(#^^#)
ニコニコファイト
面白いですね。
kuwachan
東博のコレクションは凄いね。
出し惜しみしないでバンバン展示して欲しいって思っちゃう(笑)
高円宮の根付のコレクションは以前見たことがあるけど
ただフライドポテトはなかったような。
Boss365
考古室に潜入!!4世紀・古墳時代の「家形飾環頭太刀」細工・意匠が素晴らしいですね。高貴な人の住居の意匠あり、当時を知るには良い資料です。「盛装女子」の埴輪、ダブルスカート?洋装モード風でお洒落な感じです。「盛装の男子」も土着民の雰囲気が少しありますが、メキシコ・インデアン風な印象です。「彫刻コーナーは十二神将立像」つい最近、鎌倉のお寺で似た物を見たことありますが、これが元になった感じです。細かいポーズあり大変魅力的ですね。ところで「フライドポテトの根付」ニャイスです!?(=^・ェ・^=)
PS.「夏秋草図屏風」は酒井抱一さん、勝手に勘違いしてました。
それにしても光琳作品の裏に描かれたのは謎ですね。
kinkin
溺愛猫的女人
リュカ
ほんっとどうやって作ったのか知りたいですよね。
細かい細工や装飾をどんなふうにして作ったのか見てみたいなーって思います。こだわりのある人も居ただろうなあ。
テリーさん
埴輪面白いです。
ユニークなものから、細かさに思わず唸るものまで
いろいろ^^
まつきさん
島田髷ってすごい昔からあるのかーって驚きますよね。
埴輪の衣装って、なんかとっても個性があって面白いです。
ファッション関係の学生さんなら
参考になるんじゃないかしらって思っちゃう(笑)
親指ぴょこん、気になるでしょww
くまらさん
すごい!自分の干支の大将の名前を覚えてるのですね。
わたし知らないやww
仏像によってまちまちだと、戸惑っちゃいますね。
ma2ma2さん
期間ごとに入れ替えがあるので、何回も行くことになるのですが
そのぶんたくさん見ることが出来るので楽しいです^^
リュカ
十二神将のポーズ、どれも動きがあってカッコイイです。
血管の浮き出た足や手、ガン見しちゃいますww
生身の人間のマッチョは苦手だけど、仏像は見たくなる(笑)
根付、遊び心があって楽しいですよね^^
ニコニコファイトさん
ぴょこんとした親指可愛いでしょ。
こういうのが目に入ってくると、ついつい他の仏像はどうなのか
見たくなりますw
kuwachan
ね!山高帽だよね、これ!(笑)
イスラエルの失われた10支族のなかの一部が日本に来た!って言うのも分かる気はするなあ〜と、こういうのを見ると思うww
トーハク、ほんっといろいろ持ってるよねw
高円宮の根付のコレクション、普段も展示されてるんだけど
今回はさらに点数を増やして展示してるみたい。わたしもフライドポテトは初めて見たよ(笑)
Boss365さん
こんなふうに太刀の装飾から当時の家の形状なんかが分かるのも
面白いよねえ。この装飾のものは、日本で2つしか出てないんだって。
どっちも東大寺山古墳からだそうな。
埴輪の盛装女子、ダブルスカートで可愛いですよね。
かなり流行の先端をいっていたって感じか?なんて思っちゃう(笑)
盛装の男子も可愛いですよね。ほんとインディアンちっく!!
十二神将立像は何度観てもかっこいいなーって思っちゃいます。
たしかに鎌倉のお寺にもいろいろありそう^^
フライドポテトの根付は思わず二度見しちゃいましたよ。
なんじゃこりゃ!?って笑いながらパチリしました(笑)
kinkinさん
このフライドポテトを見ちゃったら
ほかの根付の印象がなくなりました(笑)
溺愛猫的女人さん
けっこう大きな根付だったんですよ〜
これスマホに付けたらかなり迫力ありそう(笑)
ちぃ
これは細部をじっくりと見てみたいねぇ^^
おしゃれな埴輪たちも面白い!
盛装の男子はアンデスの先住民族の帽子被ってるみたいで
南米をイメージしてしまうわw
美豆良のボリュームがすごいので髪の多い人だったんだね(笑)
力むと親指がぴょんって上向くのわかるー(≧∇≦)
巳神は今まさに何かしようとして力が入ってたのかしらね^^
根付なのでかなり小さいと思うけどそのポテトの再現率はすごいと思うの。
一見マックの「M」のように見えるけど下にお目目のようなものが見えて
ミッフィーのようにも見えるのでした^^
kiyotan
筋肉隆々で。足のポーズも美しいです。
埴輪も面白いですね
リュカ
わたしも説明を読んで、じっくり単眼鏡で見て
「おおお!建物だ!」って分かったの(笑)
こんなところに古代の建物が分かるものがあるなんて!って感じだったよw
埴輪ちゃんも楽しいよね。この盛装の男子はアンデスの先住民っぽいよねえ。だって帽子に見えるんだもんww
今は髪も細くなってきちゃったけど、わたしもかなりボリュームのある髪だったから、美豆良にしてたらこんな感じになったかも?(笑)
元気よく歩いてるとき、親指上を向いちゃう。
だから靴下も親指に穴が開くww
根付のフライドポテト、けっこう大きな作品だったからビックリしたよ。「M」に見せかけて、ウサギっぽいよね。
うちでも「これはミッフィーか?」って話をしてたのww
リュカ
十二神将立像のポーズはどれもカッコイイですよね^^
生身の人間だと、こんなに筋肉隆々は暑苦しく感じちゃうんだけど
仏像なら大歓迎ww
見惚れました(笑)
藤並 香衣
東京でてんじされているのですね
どれも素敵な仏像で見入ってしまいそう
フライドポテトの根付、皇室にゆかりの方がお持ちだとは
なんだか親しみを持ってしまうな(笑)
拳客の奥様
根付けは細かい細工が観ていて感心しちゃうよね
フライドポテト、遊び心があって素敵。
リュカ
浄瑠璃寺、ずっと憧れていて
2015年に訪れることが出来たの。
ほんっと感動したよーーー!
タイミング良く吉祥天立像の特別ご開扉まで^^
https://rongo-rongo.blog.ss-blog.jp/2015-11-22
そのあとは訪れることが出来てないので、ここで授与してもらった御守りはまだ手元にあるのだ(笑)
リュカ
まさかフライドポテトの根付まであるとはビックリだったよ
思わず笑っちゃった(笑)(笑)
でも本当に遊び心があって好感が持てるの。
根付ってそういう位置づけな気がするもんね^^
粋だわ!
kontenten
六道・・・地獄・餓鬼・畜生・修羅・人間・天部でしたっけ(w)
さて、白狐の屏風絵・・・私も見た事がありますが・・・
ミュージアムショップで見たような・・・やばいボケが^^;Aアセアセ
みち
細かいところまで上手に作ってますね。
フライドポテトの根付も面白い。こちらもよく出来ていますね。
リュカ
倫社、懐かしい!
高校のときの担任の先生が倫理の先生だったんですよ。
六道のなかで、家の中でぬくぬく暮らせる猫だとしたら
畜生道でもいいかなーなんて思っちゃう(笑)
白狐、この作品はわりと有名だと思うので見ているかもしれないですね^^
みちさん
盛装の男子、オシャレですよね!
この人物はモテたんじゃないかしらって思っちゃう(笑)
顔もなかなか凜々しいもの^^
フライドポテトの根付には笑いましたww
夏炉冬扇
さる1号
リュカ
そうなんですよ。有名なものがゴロゴロしてます(笑)
さる1号さん
どうやっても帽子に見えますよね!
帽子だって思うとめちゃめちゃオシャレに見えますよねーw